硝子浮き玉麻柄ミラーボール

硝子浮き玉 アクリルミラー

昔使われていたガラス製のブイに円く抜いたアクリルミラーを貼り付けて作りました。当初はカゴメの間を埋めて全て麻柄にする予定でしたが、スポットライトの強く当たる側面を埋めずに残したところ奥の壁に青緑色の硝子のシルエットが現れました。ミラーボール用のモーターで回転させると流動する水面のような表情を見せます。

グルーガンを使い50時間程かけて一つ一つ貼っていきましたが、しばらくするとパラパラと剥がれてきてしまいました。冷たい硝子の表面でグルーのノリが悪かったようです。その後バーナーで表面を温めてから貼りその後再び炙って定着させるとゆう手法でまた50時間程掛かってしまいました。

ミラーのチップも手作りです。アクリルミラーにガスストーブで炙ったパイプを押し付けて一つ一つニッパーで円くカットします。気が遠くなる作業です。もう何時間かかったか覚えていません。

昔の職人さんが手作業で作ったであろうガラスブイ。整った球体でないので大体の当たりをつけているところ。

このあと無間地獄に落ちることを僕たちはまだ知らない。